特別展 宋元仏画─蒼海(うみ)を越えたほとけたち

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  • 特別展 宋元仏画─蒼海(うみ)を越えたほとけたち 国宝 孔雀明王像 中国・北宋時代 11~12世紀 京都・仁和寺[前期展示]
宋元仏画(そうげんぶつが)とは、中国の宋と元の時代に制作された仏教絵画のことをいいます。古くから仏教をあつく信奉してきた日本は、仏教の先進国であった中国から多くの文物を舶載してきました。平安時代後期から鎌倉時代を中心にもたらされた宋元仏画には、中国の絵画史上でも特筆される、きわめて高い水準を持つものが多く含まれています。これらは寺院のなかで祀られたほか、絵師の手本となるなど、長い時間をかけて日本文化に深く浸透してきました。
本展では、国内に所蔵される宋元仏画を集め、制作された当地の文脈に照らしながら、それぞれの特色をご紹介します。“宋元仏画” ということばで括りながらも、描かれた内容や制作された時代、地域、携わった人々など、その様相は複雑かつ多彩です。宋元仏画を紐解きながら、その魅力に迫るとともに、この絵画群を伝えてきた日本文化の国際性や包容力、多様性をあらためて見直す機会となれば幸いです。
日程
2025年9月20日(土)~11月16日(日)
前期:9月20日(土)~10月19日(日)
後期:10月21日(火)~11月16日(日)
※会期中、一部の作品は上記以外にも展示替を行います。
9:00~17:30(受付終了17:00)※金曜日は~20:00(受付終了19:30)
料金
2,000円
場所
京都国立博物館 平成知新館
電話
075-525-2473(テレホンサービス)
休館日
月曜日(祝日の場合は開館、翌日休館)

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